Mお@R街有名な絵
有名な絵を見に行った
以前ある映画にこの画家の絵がエピソードのひとつとして出てきて、それでずっと興味を持っていた。
ホテルに荷物を預けて、Mおと歩き出す。
Mおの左側を意識して歩いてあげる。
Mおはいつも荷物を右手で持つから。
10分くらい歩いて近代的な(=意図のよくわからない)建物に到着。
いろいろな展覧が行われているため平日とはいえさすがにすいてはいない。
「別々に見ようか」
と言い、Mおと離れる。
「この絵は色に例えたら赤い感じだな」
とか
「匂いはきっとこんなんだな」
とか
「音に例えたらこんな感じかな」
というふうに鑑賞してみた。
他の連中のように視覚だけを使うよりずっと色んなものを吸収できたし刺激になったと思う。
途中Mおに会うと手を繋いできたのでそれからは一緒に回った。
「ここからは一緒に回ろう」
とは言わなかったけど流れでなんとなく・・・そういえばなぜだろう?
Mおは美術部にいたことがあって、美術館とか好きなんだそうな。
英会話を始める時も、どれにしようか選択する際に絵を習おうかと考えたらしい。
その後はA街に行き、Mおの新しい携帯につけるストラップを探しに。
マリオのガチャガチャをやったら予想外にしょぼくてオレがつけることに・・・
夕飯は以前テレビに出ていたおいしい親子丼の店で食べて帰った。
親子丼はかなりウマかった!
なにかのご褒美に使えそうなくらいウマかったな。
駅での別れ際は、いつもはMおが
「そんじゃ」
とか言ってあっさりしてるんだけど、今日は名残惜しそうでちょっと嬉しかった。
安定した気分で家路につくことができて本当によかった。
ぼくはこの感覚が大好きだ。
「えっちが気持ちいい」
んじゃなくて、
「この気持ちいいえっちを将来もできるから気持ちいい」
のだ。
将来も安定した気分で毎日を過ごしていきたいと思っている。
寝る前にMおからいつもの長文メール。
メールを
「めんどくさい」
というMおの愛情表現のひとつなんだろう。
どうかこのままずっと・・・