Aこに愛を!の巻き

k太「このまえホストみたいなののスカウトされたよ〜wオレかっこいいからさ〜w」

Aこ@本命彼女にこんなことを言ったら彼女の心が不安定になった。

「あたしだけ置いてきぼりな感じがする」

って。ちょっと涙目で。

ぼくはちょっとからかうつもりで言っただけなのに、Aこは真に受けて傷ついてしまった。

涙がこぼれ落ちそうなAこ。

それを見るとぼくも悲しくなってきて涙が出そうになる。

「k太ばっかりかっこよくなっちゃって、あたしと釣り合わなくなっちゃう気がする」

Aこはそう言ってもっと目に涙を貯める。

ぼくもまた悲しくなる。

涙が落ちないように上を向く。

だけどこぼれてしまった。

「なんでk太が泣くの」

と言ってティッシュで拭いてくれる彼女。

自分の涙もこぼれてまたティッシュを取り涙を拭く彼女。

Aこは中学のころに「キモい」と言われて

「すっごくムカついた」

「あれがあったから中学はぜんぜんダメだった」

「だから引っ込み思案な性格になっちゃって高校でもあんまり喋れなかった」


「キモい」言われたことをずっと気にしている。


オレなりに色んな例を出したりして話をした。

要するに「気にしないで前向きに生きればいいのに」

的なことを。

Aこ。

ぼくの彼女。

きみにはしあわせでいてほしい。

ぼくは付き合う前、Aこにこう言った。

「Aこがしあわせになれるなら誰とつきあってもいいよ」

付き合ってからはこう言った。

「オレよりAこをしあわせにしてくれるひとがいるならそっちに行ってもいいよ。そんなやついないけどwオレが一番だもんw」

ぼくはAこがしあわせなら誰といてもいいと思う。

オレじゃなくてもいいと思う。


【だから・・・】


それを愛と呼んでもいいですよね?神さま。








ちなみに、彼女はぼくの話で笑顔を取り戻しましたとさ☆